さて、本日は撮影のときのお話です。
お客さまが、実際にムービーを撮影される時は、やっぱり緊張されますし、「めっちゃ照れる」って、皆さんおっしゃられます。
自分のスマホでパシャリとかなら、まだそうでもないけど、やっぱりカメラのレンズを向けられると、緊張しますよね。しかも、メッセージムービーっていうと、なんか良いこと言わなきゃとも思えてくるし、笑
でも、僕自身、撮影を重ねてみて、実際は良いことなんて言わなくていいし、うまく話す必要なんてないんだ、とすごく感じました。
同じ話を(たとえば)プロのアナウンサーが流暢に読んだって、別に感動しないんですよね。
それよりも、大切な人へ向かって、うまく話そうとしてるんだけど、言葉につまってしまったり、思い出を振り返って声が震えてしまったり。なんていうか、完璧じゃないからこそ、見てる人は、そこの感情の波のきらめきに共感して、感動するものなんじゃないかって思います。
そして、その連続した時間の流れの中に、メッセージをおくる人と受け取る人の物語が詰まってるんだと、僕は思います。その物語を撮りたいんですよね。
ああ、次の撮影が待ち遠しい😹
2019.11.7