感動するムービー、泣けるムービー

こんにちは!朝晩は大分涼しくなってきましたね。暑さが大変だったのに、夏も終わると思うと、すこし寂しくもあります😢🌻

さて、今日は僕が経験した『感動』についての不思議な原体験について書いていこうと思います。

今から7年ほど前の冬、地元の友だちの結婚式に出席するべく、僕は妻とともに久しぶりの仙台へ向かいました。(僕は宮城県仙台市育ちなのです!)

忙しくてなかなか帰省は出来ないので、地元の仲良い友だちに会うのも数年ぶり。とっっっても楽しみでルンルンでしたが、、、車で向かっている運転中から、僕の体調が急降下。

旅行も兼ねていたので、前乗りしてホテルに宿泊したのですが、その夜は一晩中、妻に看病してもらう状態に。笑

そんな状況の中、その夜、友だちである新郎から「やっぱり友人代表のスピーチを入れたいから、急で申し訳ないけど、引き受けてくれない?」という電話をもらったのですが、熱が出て、まともに思考できない(というか、結婚式に参列できるかも分からない笑)状態なので、泣く泣くお断りしました。ひろき、あの時はごめんよ〜😭

明けて朝、熱は多少下がっていたので、新郎家族にも確認して、結婚式は出席することになったのですが、はい、そうです。式の途中でまた体調が悪くなってきて、ずっとダウンジャケットを頭までかぶっていました。

『いや〜さすがにきついかな、どこかで横にならせてもらった方がいいかな』と思っていたその時、新郎(ひろき)の振り返りムービーがスクリーンに流れ始めました。

僕も知らない生まれたばかりの新郎、笑顔のご両親。
『ご両親若いな〜、ひろき顔変わらないな〜笑』
小学生、中学生。そして、高校、大学と。
その頃になると、もう僕の知ってる親友ひろきです。

知ってる表情、知ってる景色、知ってる思い出。

同じ時間を、同じ場所でずっと過ごしてきたから、ひろきのムービーを見ていると、僕の記憶も一緒に思い出されてきます。

気が付いたら、僕は大粒の涙を流して泣いていました。
あの時は、ほんとにぼろぼろ泣いていましたが、何に対して感動したのかははっきりと憶えているわけじゃないんです。何せ高熱出てましたから。笑

でも、ほんとに胸が熱くなって。ああやって小さく生まれた赤ちゃんがひろきで、こうやって健やかに大きくなって、結婚するまでに大人として成長して。

ムービーでは若いひろきのご両親も、さすがに今はそこまで若くなくて。でも、結婚式で見せる笑顔は変わっていなくて。

目の前のことと、記憶と、ムービーの記録とが僕の中で合わさって、普段は開かない心の扉を開いてくれた感じがしたのを今でも憶えています。
こころの深〜いところから湧き上がってくる感動。

そして、先に書いた『感動の不思議な原体験』とは、この時起こります。

ムービーを見るその瞬間まで、正直寒気で震えていたのですが、その感動の涙を流した時に、不思議と寒気も体調の悪さも吹き飛んでしまったんです。

むしろ、普段より元気なくらいになってしまって、その場で「今から友人代表のスピーチをさせてくれ、即興で喋れる!」と頼みに行くくらい。笑
(もちろん、スケジュールの都合上さすがに無理だと言われましたが。笑)

実際、その後も式が終わるまでは、それまでの高熱がウソみたいに、引き続き元気でした😂

式が終わってホテルに戻ると、また高熱が出ちゃったんですが…
あれは本当に不思議な体験でした。
冷静に言ってしまえば、アドレナリンが出ていたということで片付いてしますのかもしれませんが、でも、僕がその時感じたのは、そういうことだけじゃなくて。

大粒の涙を流すということ、それほど深い感動という感情が、どれだけポジティブがパワーをもたらすのかということを僕は知ることができました。

おそらくですが、その体験がなかったら、僕はGIFTというサービスを思い付かなかったんじゃないかと、ふと思うことがあるんです。それほど強い体験だったし、素晴らしい癒しでした。

GIFTで撮ったムービーが、ママさんパパさん、そして大きくなったお子さんに、そんな体験をしていただけたらいいなって、いつも考えながら撮影して、編集しています。

感動するムービー、泣けるムービー。そんな記憶を宿したムービー。
たくさん届けたい。

頑張ります。

2020.09.14