先日、撮影にいったときにあった、僕がほんとうに嬉しかったことについて、今日は書きます。
その日の撮影の終盤も差し掛かり、メッセージムービーのラストカットを撮ろうとしたとき、パパさんから「ムービーのスタートに『なぜこのムービーを撮ろうと思ったのか』を話すシーンを撮ってもらうことってできますか?」
という提案がありました。
もちろん撮れますよ!ということで、撮影を始めたわけですが、その時パパさんが語ってくれたのは、こんな内容です。
「☆☆くんへ。なぜこのムービーを撮ろうかと思ったのかというと…。きみは今、1歳。僕らはいま、32歳です。この年齢差は、これからも決して変わることがないです。20歳(大人)になったきみへ、32歳の今の僕らからのメッセージを届けられると思ったからです。」
…いやー、この言葉を聞いたときは、ほんとうに嬉しかった。
たとえば、30歳の時に生まれたお子さんが20歳になったとき。
当たり前だけど、パパとママは50歳になっています。
その時に子どもへ伝えることが出来る言葉って、絶対違ってくると思うんです。
人生のこと、親子のこと。良くも悪くも、20年後と今の言葉は、変わってくる。
特に、小さなお子さんをお持ちのパパ&ママは、家族としてまだスタートしたばかりで、「よし、これから自分達がこの子を守っていくんだぜ」とか、「こんな家族を作っていきたい」とか、新しいスタートの誇らしさや喜び、そして責任感でいっぱいだと思います。
そんな時のパパとママからのメッセージを形にして、未来に残すことはきっと意味があるはず。
この想いは、僕がGIFTを作る上で考えていた『メッセージムービー撮影サービスの価値』のひとつなんですが、僕がこのことを(HPなどで)発信したことはまだ無いので、偶然にもパパさんが同じ想いを持ってくれていたということになります。
僕はそのことがほんとうに嬉しかったし、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、僕が信じていることや大切にしていることに、図らずも共感してくださる方がいることに、すごく力をもらいました。
まだ撮影数の少ないGIFTですが、その中で出会えたお客さまがこうして考えてくれているということは、もっと多くの人が共感してくれるはず。
改めてそう感じることができた、僕にとって、とっっても良い出来事でした。
2020.01.24