2020年3月11日。
東日本大震災から、9年の月日がたったことになります。
今日は僕にとって特別な日であり、もしかしたら、1年で一番感情が揺れてしまう日かもしれません。
考えたことをまとめて、ブログに書こうと思い、一日思いを巡らせてみましたが、結果まとめることは難しかったです。
目を閉じると、心の奥から涙がこみ上げってくるのが分かったし、仕事もしていたので、泣いてるわけにもいきません。
いや、別に泣いてもいいのかもしれませんが。難しいところです。
TVを点けると、「震災の記憶が風化しつつある」ということも言っていますが、どうやら僕にとってはそうではないことに、今日改めて気がつきました。
むしろ、年々…心の揺れる幅が大きくなっているように感じます。
深掘りを始めると、仕事に差し支えるため、ひとつだけ分かっていることを書いておこうと思います。
『行動しよう』ということです。
傷は癒えて、痛みがひいていくことはとても健全なことだと思います。
そういう意味で、震災の記憶が薄まっていくことは、問題ないと僕個人は思っています。
ただ、その時の気づきや経験まで忘れていってはいけない。
その感覚が残っているうちに、なにか具体的に動くべき。
出来れば、継続して残る仕組みがいい。行動でもいい。
「なんで、これをしているか」を忘れるくらい、自然に、日常に、震災の経験から学んだことが
反映されていってほしいと、切に願います。
僕は、震災から生まれたGIFTをしっかりとしたサービスにしていくことに全力を注ぎたいと思います。
2020.03.11